2019年07月09日

円切り出し治具の考案・製作

建築現場の依頼で3x6’板に直径688mmの半円を切り抜いてくれとの依頼があったが、当工房の既存工具で対応できるものはないので、精度は高いが構造が簡単なものを考案し製作した。Youtubeではアメリカのものが多くあるが、どれも細長いスリットを12ミリ厚ベニアに切り抜きそこに金属製のピンと固定のネジを置く方式が多い。しかし、12ミリ厚ベニアの裏側に溝を切りさらに細長いスリットを切ると強度的に問題が発生すると考えた。そこで、ジグ裏側の中心に25ミリ幅x7ミリ深の溝を切り4.5mm厚平鋼材を通し、固定はその両側からT-bolt2個で挟み、表面に出た同ボルトに蝶ネジを取り付け締め上げる。このようにこの治具の穴はこの2個のみで、ベース板である12ミリ厚ベニアには強度的負担がかからない。円の中心点は、平鋼上に取り付けた直径6ミリの真鍮棒であるが、取り付け位置を変えることでこの円切り出し治具の有効半径は、平鋼材長の2倍近くまで拡張できる。

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posted by かねとく at 22:47| Comment(0) | 木工機械