2021年02月26日

造作家具の中仕切板接合金物を試す

昨日に続き、今度は中仕切り板の本体との接合金物(Lamello社 Divalio-18)を実際に取付までの工程を昨日製作した箱で試してみた。先ず、中仕切り板を箱の内側丁度に高さを揃え、天板と、底板に接する木口面に深さ7ミリの溝をZeta-P2システムで掘り、前後端面より60mmの一で接族金物を埋め込む溝を掘る。本体側はその接続金物と対応する位置に、ストップ金物を差し込む8φのドリル穴を二個掘る。準備ができたところで全面より本体に差し込み動作確認を行った。当然結果は上々であった。以上、新規採用金物の評価が出たので本番の造作家具の製作に移る予定である。

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中仕切板の上下端面である。黒く差し込んだるパーツが接続金物である。

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本体側の接合金物

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中仕切り板が組み上がった状態、大変強固に組み込みが出来る。
posted by かねとく at 22:25| Comment(0) | 作品

2021年02月25日

造作家具の接合金物を試す

以前にもこの接合金物単体の試行結果を投稿したが、今回は実際にオーダを頂いた製品に使うので出来るだけ本番に近い材料を使い試して見た。先ず側板は今回使用する25mm厚x600mm奥x500mm高のメルクシパイン材で、天板と底板は以前からある30mm厚の端材を使用し、Lamello Zeta P systemのClamex 14を使い天板と両側板を横勝ちに、底板は縦勝ちにそれぞれ繋いでみた。結果は、驚く程のシンプルさで大変強力な接合が確認できた。素晴らしい機構である。

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金物を取り付ける前の状況

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天板は横勝ちで取り付けるので、この様な形で接合金物のClamex14を差し込み裏側端面近くに


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組み上がった試行検討用の箱、大変頑丈な造りとなった。
posted by かねとく at 22:40| Comment(0) | 木工機械

Macgregor Canoe 5枚目外板取付完了

今日は落ち着いて残した5枚目外板ポート側のエポキシ接着による取付を行った。昨日の取付時の不具合改善を取り入れたので安定した作業が出来た。これで、6枚目外板の仮のスパイリング結果を残りの合板上にあてがうと片側半分で少し幅が足りないことが判明した。ついては、最終7枚外板と、この不足分は新規の4x8板から取ることにした。

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ところで、造作家具のオーダーが入りまた暫くMacgregor Canoe製作は中断することにした。
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大きな収納ラックになるメルクシパイン材(25,20,18mm厚)
posted by かねとく at 00:10| Comment(0) | 日記