Macgregor Canoe ７枚目外板スターボード側を貼り付ける

今日は、先ず最終外板７枚目のベベル再々トリミングし、さらに船体内部に前後隔壁と各モールド８枚分の墨付けを行った。これで全外板組み上げ後にモールドを取り外しても船体内に墨線が残り重要な接続点を容易に見つけることが出来る。
さて、外板貼り付けは作業のし易いスターボード側をやることにした。最後の外板であり今までのものとはかなり違い、せり上がった感じが強い。明日は朝一番で残りの７枚目ポート側の貼り付けをやる。これが本当の張り納め（whisky planking)となる。


普通のクランプは一切使用せず、木製のストリンガー上の角材に船体と同一の貫通穴を開け外からネジを差し船体内部でクランピングブロックと言うネジを受ける桟とで締め付ける。







船尾側


船首側

Macgregor Canoe ７枚目外板の切り出し

昨日７枚目外板材をスカーフジョイントで作り、今朝からスパイリングバテンをあて外形の切り出しを行った。最後の外板であるので慌てずしっかりと下準備したおかげで、切り出した外板はモールド上に仮留めし位置確認したところスパイリング点と完璧に一致している。この後、両端部の裏側ゲインを削り外板は完成したが、接着組み立てはこれも慌てず週明けに実施することにした。








仮組立であるが、これで外板片側７枚、両側で１４枚が全て張り上がった。

Macgregor Canoe ７枚目（最終）外板の切り出し

今朝から７枚目外板の切り出し及びスカーフジョイントを行った。この７枚目になっても外反自体は緩い「への字」になっており、4'x8'板から切り出した外板同士を2.8°、即ち片側から1.4°の角度をつけてスカーフジョイントする必要がある。接合部の30mmの接合代でこの角度を担保するのは難しく、結局外板と同幅の板をそれぞれ800mm長くらいに切2.8°のへの字治具を制作しこれで２枚の外板を製作した。結構骨が折れる。


何時もの如く、スカーフジョイントする板を集め一気に削り出す。





スカーフジョイント部は短いので今回も当て板とクランプ６本で実施





真ん中の短いくの字が位置合わせラインである。