2021年11月30日

抽斗の接着組み立て

今日は、接着組み立ての前に色々と関連ジグ(クランプ等)の製作に時間を掛けた。今回も所有のクランプは使わず全ネジと角材を利用したクランプである。これに接着接合部を部分的に抑え込むパッドや底板の位置合わせ板である。4杯の抽斗と幅広の抽斗1杯の合計5杯の抽斗の接着組み立てを完了した。




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接合部コーナーの外側に見える6mm厚x 25mm幅ベニアが接合部押え板である

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posted by かねとく at 22:47| Comment(0) | 作品

2021年11月29日

抽斗の組み立て準備

今回の抽斗製作で使用する接合方法はドロワージョイントビットで仕口を作るものであるが、何分初めてで且つ納期の問題も有りかなり焦りながらの作業となった。写真の黄色い大きなビットがこれである。高速で回転させているのでかなり怖いきがする。このビットの使用上のポイントは3ミリ突き出たビットの高さ調整(約10mm高)にある。この調整にはディジタルハイトゲージとルータテーブルの昇降用パンタジャッキが大変便利で、精密な調整が出来た。その結果9.6mmがベストと分かった。

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専用のフェンスを作成し、大変安定したワークの保持と送りを実現できた。

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ビット高さを9.6mmに合わせて切り出し。

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キッチンカウンターボードの底部右側に取り付けう幅広の抽斗を仮組立してみた。

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昨日まで、接着後のクランプ掛けのことで色々と悩んだが、この仕口をよく見ると台形同士の接合であるのでコーナークランプの必要はなく単純に両側板を押し込めばいいことに気づいた。
posted by かねとく at 22:16| Comment(0) | 作品

2021年11月27日

抽斗の引き手穴掘り込

今日は、自分が関連する地元中学校関連のボランティア清掃があり午前中工房での作業時間が少くなった。それでも抽斗の引手穴彫り込みまでは出来た。と言うことで、かなりペースが遅いが慌てると間違/失敗と怪我のもとになるので安全第一を心がけることにしている。
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今回、抽斗接合部の組手加工には写真のような組手になるドロワービットを採用する。

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また、今日は昼前ころから北風が強く気温が下がり、新工房の北側正面は隙間が多く大変寒くなってきた。そこで断熱材で隙間を詰め、断熱未対策部分を土間シートのビニールフィルムで囲い応急処置とした。キッチンカウンターボード納品後、できるだけ早く断熱作業に取り掛かりたいところである。

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土間シートによる工房囲い

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posted by かねとく at 23:11| Comment(0) | 作品