早く外板張り工程に入りたいので、艇のバックボーン(骨格)の完成を急いでいる。先ずキールソン(下キール)と前後のステムの製作であるが、各ステーションモールドにこれらを受けるノッチ(切り欠き)を作る必要があるので今日はたったこれだけで数時間を要した。そして、前後のステムを蒸し曲げするためにストロングバックの両端面にステムを受け固定するブロックを取付けた。今日は、このステムをアイロンで蒸し曲げを試みたが、事前の準備(用材を水に十分浸し含浸させる)が悪く失敗した。帰りがけに再度用材を準備し週明けの再挑戦に備えた。


ステムを差し込み固定するブロック

このステムはスターン(船尾側)で、バウ(船首側)より短く急な曲線であるので、仮の薄板で加熱なしに曲げつけてみたところ。

各ステーションモールドにキールソン用のノッチを付けた


キールソンは12mm幅x4mm厚のホワイトオーク材