2022年01月14日

モータベース製作完了

昨日から製作中のモータベースは、本日夕刻にようやく完成した。しかし、これを含めてあとモータマウントとの微調整が必要で、明日に持ち越した。今回使用している平鋼材は6ミリ厚で穴あけや切断は結構難しいものであった。特に穴あけは、段階的にドリルビット径を上げ且つ回転数も適切に設定しないと、危険だしまた穴あけ品質に大きく影響する。

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モータマウントは、同ベースにタップ加工した3/8"ネジ穴にボルトで締め付ける

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モータと一緒に購入したモータベースであるが、位置調整が左右のみで前後が無いしベース固定穴が前方に出っ張っていて、現状のカンナ盤の枠には合わない。
posted by かねとく at 23:07| Comment(0) | 木工機械

2022年01月13日

手押しカンナ盤のモータベース製作

今日も手押しカンナ盤のモータ関連を製作中である。今回はモータと同じ日立製のモータベースを購入しこれで上手くモータが取り付くと考えていたが使用できないことが分かり、モータベースを自作することにした。先ず、モータベースを載せ架台を24mm厚ラーチ合板と6mm厚鋼板の積層で強化した。この積層板を左右ボルト3点締め(都合6点締め)を行うためにはボルトを積層板上部から差込み、その下のLアングル底面でナット留めにする必要がある。しかし、積層板を載せるとLアングルの下に手を入れ込むことが出来ないので普通この方法は不可能である。がしかし、木工屋の工作なので、適当な木片を準備しそれにナットとワッシャを仕込婿とは容易である。これで準備は万端となり積層板を架台の上に上手く固定することが出来た。

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手押しカンナ盤のモータ架台のLアングル下に差し込むナットブロック


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日本製のプーリーはNBKせいで大変精度の高いモータ軸穴開けがしてあり、今回日立製のモータ回転軸の嵌合精度はj5で、これを差し込むプーリの嵌合精度はベストマッチするように加工をしてくれる。今回はその精度はg7にして加工をお願いした。当初、モータ側の回転軸かそれともプーリの穴あけ精度が悪いのではないかと疑ったが、軸を合わせるとスムースにガタな無しに差し込むことが出来た。日本製の精度の高さに驚いた。

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posted by かねとく at 22:24| Comment(0) | 木工機械

2022年01月10日

ボール盤 長穴開け治具

昨日より少し変わった工作に取り掛かっている。これには長穴を開ける必要があり、断面が矩形でも完全な丸軸でもないので、以前採用した木工旋盤では出来ない。ここはやはりボール盤に長穴開け治具を取付けしっかりとワークを固定する方式の治具を制作した。その結果大変安定した長穴を開けることが出来た。実は、Fine Woodworking Magazineに出ていいた記事を参考に製作したが、本当に上手く正確に開けることが出来き大変満足している。

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posted by かねとく at 22:27| Comment(0) | 木工機械