2022年02月23日

模型ポート側ガーボードのアイロン蒸し曲げ

常連のブラウザーの方々にはもう見飽きられたかもしれないが、自分の備忘録でもあるので、ポート側のガーボードのアイロン蒸し曲げをアップする。結果は昨日のスターボード側と同様急なカーブも難なく曲げ付け出来た。これで左右のガーボードが揃ったことになる。ここで、今回の模型プランキング材製作の要点をまとめると、
1.模型であるのでスパイリングは画用紙や厚紙に移すほうが良い
2.割れ防止の為、スパイリングしたプランク材外周に釘穴等の傷を残さない
3.プランク材は、蒸し曲げを用いると板目、柾目を気にしないで使用できる
4.蒸し曲げ材は一日前に水に浸し含水率を上げておく


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2022年02月22日

模型ガーボードの本番アイロン蒸し曲げ

昨日までの試行で得た改善点を、本日のガーボード本番切り出し作業に取り込み実施した。先ず、無垢材に出来るだけ傷を付けないでガーボード外形をスパイリグ・バテンから写し取るために、釘と木製の細いフェアリング・バテンはやめて、専用の自在定規を用いて一旦画用紙に写し取る。画用紙に一旦外形を写し取ったら、ハサミで慎重に外形を切り抜きく。そして最後に、左右のガーボードを両面テープで一枚に重ね留めしその上に画用紙の外形を載せ、鉛筆で無垢材の上にトレースする。この手順で最終の無垢材には一切傷を付けない。そして外形をバンドソーで切り抜き、極小豆鉋で外周を均し完成。
蒸し曲げをすると、一度に左右のガーボードを貼れないので、先ずスターボード側から始めた。

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こんな急なステムの先端でも蒸し曲げをしているので難なく曲げられる。乾燥後のスプリングバックも殆ど無し。

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あとは明日の朝まで乾燥待ち
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2022年02月21日

模型ガーボードのアイロン蒸し曲げ

今朝は、昨日までネジやクランプでモールドに抑え込んでいたガーボードを取り外し、アイロン蒸し曲げを実施した。先ず、1時間ほど水に浸し含水させる。次に濡れタオルで巻き込みアルミホイルで囲み、高温設定のアイロンを押し当て加熱する。用材はイエローポプラの1.5mm厚であるが確りと加熱しないと上手く蒸し曲げ出来ないことが解った。10分近く加熱しモールド上の所定の位置に置きネジ留めや駒留めを使いガーボードのカーブをだし固定する。このモールドの押し当て段階で素直に軽く曲がらないと蒸し方不十分だとわかる。その際は再度前の工程へ戻り加熱する。結果は写真の如く綺麗にモールドのカーブをトレースしている。明日は、本番で左右のガーボードを切り出し蒸し曲げを行う。

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蒸し曲げが完了すると、このガーボードの厳しいカーブをネジやクランプなしで保持している。

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