2022年04月29日

吊戸の仮組立まで

昨日やり残した横框のホゾ切り出しを完成させ、次に扉の中に嵌め込むポリカ中空積層板の溝をテーブルソーで彫り、仮組立までを終えた。ここで詳細な確認を行うと2枚ホゾの中間部の彫りが少し足らずに嵌合に少し隙間が出た。明日、同ホゾの手直しと、定尺の同中空板の寸法切り出し、最終の接着組み立てまで進めよう。

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ポリカ中空積層板の溝はテーブルソーで止め切り(材木を貫通させない切り込み)を行うので、前後にワークが当たるストッパーを置く。

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2022年04月28日

ロフト入り口吊戸の横框ホゾ切り出し

先週から一時休止していた、ロフト入り口の吊戸製作に戻った。早く吊戸を製作組み立て実装したいのだが、建築現場からの実オーダが次々と入り忙しく嬉しい悲鳴である。今日は吊戸の横框材のホゾ切り出しと、縦框との嵌合確認までを行った。明日残りの作業で完成させたいとこである。

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今回もホゾ切り出しで大活躍のテノイング治具、角ノミ盤とこの治具がないと建具は効率よく出来ない。

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ホゾは全て2段2枚ホゾで製作している。複雑そうであるが、角ノミ盤とテノイング治具があれば簡単に且つ左右の誤差が少ない対象性の高い組手が出来る。


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2022年04月27日

ホワイトアッシュ材でカウンタ框をつくる

これも新築現場のカウンタの鼻先に取り付ける框材製作加工である。在庫のアッシュ材は52mm厚x200mm幅x3100mm超の中央部で曲がっており手押し鉋盤で40mm厚まで削り込みようやく第1面が出来た。木端面の第2面も中央で湾曲しているので前後で6mm程削り込んだ。この板から、長さ2.7mで32x73角材を2本先ず作り、その裏側片側に20x20.5mm角の彫り込みで作る框である。新工房移転後初めての大物加工となった。

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インフィード、アウトフィードテーブルを取り付け長材削りの安定を確保している

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今日のホワイトアッシュ材1枚の加工だけでバケツ満杯となった。

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完成した框材2丁

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