2022年04月26日

建築リフォーム向け建具材木造り

先週末から、建築現場(リフォームを含む)向け木造りの依頼が続けて入り、今日はラジアタパイン集成材で建具の木造りを行った。この集成材は、既に綺麗にサンディング仕上げがされており、表面は追加研磨等の仕上げは不要であるが幅決め後の木端面は少し荒れているので仕上げ鉋を掛けている。先週末のホワイトアッシュ材のような堅木ではないので造作も無いことである。

IMGP0003 (85).jpg

IMGP0002 (103).jpg
posted by かねとく at 22:37| Comment(0) | 日記

2022年04月25日

吊戸の縦框ほぞ穴彫り

先週から取り組んでいた吊戸の縦框にようやくほぞ穴を彫ることが出来た。吊戸3枚分で縦框6本であるが、小根ほぞ穴を入れると全部で大小108個で丸一日掛かった。ほぞはすべて2段2枚ほぞの仕口で製作している。手間がかかりそうであるが2枚ほぞは目違いが起こりにくく、最近はこの工法をよく使う。

IMGP0053 (54).jpg

IMGP0055 (52).jpg

IMGP0061 (27).jpg
先週製作した角ノミ盤の900mm長ワークストップロッドが活躍してくれた


IMGP0056 (46).jpg

IMGP0062 (30).jpg

IMGP0064 (33).jpg

IMGP0066 (29).jpg
ほぞ穴が完成した6本の縦框材

IMGP0067 (21).jpg
posted by かねとく at 23:05| Comment(0) | 日記

2022年04月22日

薄板削り

今年初めての建築現場の仕事をうけた。堅木の薄板削りだしであが、在庫の木材はホワイトオークとホワイトアッシュ材の2種類で、厚みはそれぞれ27mmと52mmで所望厚12mmたいして相当な差があり先ずはバンドソーである程度の暑さまでに挽き割りそこからプレーナー加工で最終厚さ近くに仕上げ、最後は手鉋で超仕上をする。たった1枚の木造りであるが、このような削りだしには手間がかかり結局1日仕事となった。堅木の鉋削りはやはり固くて削り辛く鉋刃仕込み角の検討から見直し専用の鉋を持つことが課題であると痛感した。

IMGP0048 (60).jpg
大方の板厚分決めでプレーナー加工を多用するのでこの様に鉋屑が一気に満タンになる。

IMGP0049 (62).jpg
先日製作した漏斗のお蔭で集塵袋へ効率よく切り粉を移動出来た。

IMGP0044 (66).jpg
バンドソーでの挽き割り。精度良く切るには送りをゆっくりすることがポイント

IMGP0046 (57).jpg


IMGP0051 (52).jpg
仕上げ鉋掛であるが、堅木は本当に骨が折れる
posted by かねとく at 23:54| Comment(0) | 作品