2022年08月23日

カレドニアヨール模型 ラダー金物(ピントル)完成

今日は、真鍮材を細かく切り出すジグを先ず作り、ピントルの部材を作り直した。昨日の失敗の原因は穴あけ工程が切り出し工程の後になっただけと考えていたが、穴あけそのものにも間違いが有った。それは、例え1.5mmΦの細いキリでも先端の切刃スクイ角を鈍角にしないと、粘りの強い真鍮材は持ち上がり大暴れを起こすからである。今日は、ダイヤモンドヤスリでスクイ角度を調整し、無事穴あけが出来た。

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今日作った真鍮材切り出しジグ

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ケガキをした部材

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切り出しジグでピントルの形状に

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2022年08月22日

カレドニアヨール模型 ラダー金物製作開始

船体のサンディングも終えたので、ラダー金物の製作に入った。しかし、慌てて作り始めたため失敗し明日作り直すことにした。当初1/10モデルであるので何とか上手く行くだろうと工程(穴あけ)の順序を後先逆にしてしまった。そのため長いピントル(ラダーブレード回転支点側)をはそんした。せいてはろくな事は無いと以前から反省しているがだめである。

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ピントルの切り出しまでは順調に進んだ


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切り出した、上下のピントルのストラップ部分であるが、長い方はドリルビットがストラップ根本に当たり破損

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上手く行けばこんな感じになる

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2022年08月20日

組み立て式ボート用架台

先日、アクアミューズのオーナが、カヌーシートの引き取りに来訪時に使用した架台が、この合板組み立て式架台である。これは、アメリカの木造艇設計家でビルダーのJohn Brooks氏著「How to build a Glued-Lapstrake Wooden Boat」に載っていたものである。実に合理的に出来ていて、 12mm厚3'x 6'合板1枚で本架台1式分(2個の架台)の板取りが出来、それでいて強靭性はは確りと保たれている。この架台を見たアクアミューズオーナがかなり興味を示されたので、本ブログにも紹介した。

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貫材の左右にある扇形の板は蝶ネジである程度の角度に設定できるので、船底にフィットさせることが可能

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この楔を固く締め込むと脚部と貫板を強力に接合できる


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楔を抜きばらすと、このように板材パーツになる。

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この25mmΦ丸棒から作った楔2つで組み立てていいる。
posted by かねとく at 23:05| Comment(0) | 日記