先日、アクアミューズのオーナが、カヌーシートの引き取りに来訪時に使用した架台が、この合板組み立て式架台である。これは、アメリカの木造艇設計家でビルダーのJohn Brooks氏著「How to build a Glued-Lapstrake Wooden Boat」に載っていたものである。実に合理的に出来ていて、 12mm厚3'x 6'合板1枚で本架台1式分(2個の架台)の板取りが出来、それでいて強靭性はは確りと保たれている。この架台を見たアクアミューズオーナがかなり興味を示されたので、本ブログにも紹介した。

貫材の左右にある扇形の板は蝶ネジである程度の角度に設定できるので、船底にフィットさせることが可能

この楔を固く締め込むと脚部と貫板を強力に接合できる


楔を抜きばらすと、このように板材パーツになる。

この25mmΦ丸棒から作った楔2つで組み立てていいる。