縦桟のホゾは全て12mm長x 12mm厚x20mm幅で有るが、この短いホゾを正確(直角・並行)に切らないと13本の縦桟木は不揃いになる。ここで頼りになるのはやはりテノイング(ホゾ切)治具で、何時も高精度なホゾ切が出来満足している。指示図面では12mmΦ丸棒を使用するとあったが、桟木のセンタに直角にドリル穴を開けるのは至難の業が要求されるが達成不可能である。きっと大工の現場仕事からすると丸棒(ダボ)仕様となるのであろう。
今回は現場で幅合わせを行うので、片側の縦桟木は現場で嵌め込む事になっているので、当初自分も単純な平ホゾで差込を考えていたが、横桟木との結合は弱い。そこで急遽蟻ホゾに変更した。最初からこの仕様で行けば手間は省けた。

テノイング治具を使用して短い12mm長のホゾを切り出している。


平ほぞに木を足し蟻ホゾに改造した。接着剤はタイトボンドV、大変協力だ。

平ホゾ穴も埋め戻し蟻ホゾ穴を開けた。