2022年09月30日

輪っぱ蒸し曲げ治具の改造

今までの蒸し曲げ治具はワークを手で巻きつける木型固定方式であったが、今回は木型にハンドルをつけ、また蒸し曲げ材をバックアップする当て板を採用する予定である。とりあえず今日は、木型を一旦取り外しそのセンタにM8ボルトを通しベースに固定しスムーズに回転出来るよう改造した。

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遠州行灯 丸輪っぱのスカーフジョイント削りだし

昨日、テーブルソーで切り出した丸輪っぱのスカーフジョイント部は鉋仕上げ代を残して置いたので、今日は豆鉋の刃研ぎお行い仕上げ削りを行った。用材のイエローポプラは一応広葉樹でも柔らかい部類に入るようだが、実際は粘りが強く何時も刃研ぎしてよく切れる状態でないと切削抵抗が大きく上手く削れない。この特徴はテーブルソーでも同じで結構拙作抵抗を感じる。 それと、今回この部分のスカーフジョイントの勾配は1:20とかなり緩くしている。理由は輪っぱの円周差(打ち上側と外側)は、12mm厚の輪っぱの場合88mmもあるので、最低でもこの円周差をこす必要がある。

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当初、豆鉋で削り始めたが、継ぎ目で大きくエッジの暴れが出た。続いて寸六分の鉋仕上げを行うと、エッジ場の暴れは無くなった。この違いは何故と3丁の鉋を並べてみたが、違いは鉋下端刃口の違いではないかと考えた。寸六は1mm
豆鉋2丁は1.5-2mmと大きくこれが原因ではないかと考えるので、近々に刃口の改修を行うことにした。


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