2023年02月28日

ガラス覆窓い接着組み立て

ガラス覆いに使用するポリカ中空板を所定寸法に切り出すのに、今回はカッターナイフで切ることにした。これで中空板の中に切子は入らなくなったが、下敷きがなかったので工作台を相当傷つけてしまった。もし次回切ることがあれば適切な下敷きを準備しよう。さて、これで覆い全体を接着組み立てたが、今回もホゾは2枚ホゾで、左右の対象性が機械加工で決まるので大変都合が良く、接着後の確認でも目違いは殆ど出ない。接着乾燥後にガラス覆いの枠4隅の突き出し部を切り落とし、実際のガラス窓に仮設置して見たところ、嵌合具合も完璧であった。後は、サンディングとウレタン処理を行い完成となる。

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今回も全ねじクランプが活躍

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ホゾの嵌合で目違いは無し

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工房の外から見たところ


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今までの窓枠は黒く光の反射がなく暗かったが、今回の覆いの白木で明るくなった。
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2023年02月27日

内戸の上部窓の覆い製作

今朝から、本窓覆いの製作を始めた。先ず、縦框のホゾ穴開けに角のみ盤を利用した。内戸よりも簡単なはずなのに何か手際が悪かった。よく見ると角ノミ盤の上下移動の際に、機械のアリミゾが適切に挟み込まれていない事がわかり、しめ直し問題をクリアーした。この後は横框のホゾ切り出しで、何時ものテノイングを使用し効率良く切り出せた。その後、実際の取り付け場所に仮置きし起き収まり具合をみた。まずまずの出来栄えである。明日、中空PC(ポリカ)板を取り込めるように追加加工して全体組み上げまでを狙っている。

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枠のみであるが、こんな感じで上部窓の覆いと断熱を行う。
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2023年02月25日

内戸上部窓の断熱

今日は、朝から風が強く吹き温度も低めであったが、今回製作した内戸の効果で吹き込みを止めることが出来た。そして、工房の室内温度は12℃から20℃に上昇させるのに約1時間で達成した。内戸が出来る前は、以前本ブログにアップしたように午後1時過ぎまでを要した。効果の大きさをしみじみ感じているが、更に内戸の上部にあるガラス窓からの放熱があり、これを二分割の断熱覆いを作製取り付けることで今回の断熱工事の仕上げにしたく木造りを始めた。

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この写真上部のガラス窓に覆いを取り付ける。

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一昨年の工房移転造作で余った栂の45mm角材を利用し覆いを製作中
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