2023年08月31日

MacGregor Canoe 前後カーリンの接続、コーミング検討

今日は、昨日エポキシ樹脂で積層接着したカーリン前方湾曲部と後方の直線部分をスカーフジョイントした。前方部は思っていたよりも平面で出来ており少し拍子抜けという感じがした。当初、心配して艇内で積層しないで木型を起すことも考えたが不要で良かった。このスカーフジョイント中は別の仕事ができるので、後方隔壁にカーリンとコーミングが差し込まれる角穴の墨付けを行った。

ところで、コーミング材は写真の栂柾目材の薄板(2mmTx60mmWx4000mmL)を5枚積層し使用することにした。用材としては少し柔いが、これもエポキシ樹脂で積層するので硬化後は大変強靭な積層材となるので上手く利用で来るとかんがえている。何といっても、4メートルに渡り柾目が通る大変贅沢な板である。

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2023年08月30日

MacGregor Canoe カーリン先端部湾曲のエポキシ積層接着

この工程は昨日に部材の準備をしておいたので、位置出し冶具のみ製作しエポキシ樹脂による積層を実施した。準備した部材は、端材から木造りしたので長さが必要長カツカツで両末端の固定に苦労したが、前後のサイドニーの利用で上手く固定できた。この湾曲部も接続する前方のデック曲面と綺麗につながらないと生けないので、前方のデックビームからバテンを渡し一致するように、スプリング・クランプで調整した。

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2023年08月29日

MacGregor Canoe 前後隔壁のフィレット強化とカーリン検討

今日は、前後隔壁へのエポキシパテによるフィレット強化を実施したが、マスクテープで養生をしたりで午前中を費やした。午後からカーリンの木造りと積層準備を始めて、ようやくカーリンの取り付け要領を把握することが出来た。思っていたよりも実際にやってみて分かることが有るのだとよくわかった。

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カーリンの先端湾曲部は、ホワイトアッシュ材を2mm厚x12mm高を5枚接着積層し10mm厚x12mm高に仕上げる。
蒸し曲げの方法もあるがここでは積層が最適と判断した。
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