2019年05月10日

テーブルソー鋸刃位置が左にズレた

昨日の夜、最後のマイターカット作業の後、鋸刃を垂直に戻し横切りスレッドを載せると、鋸刃が同スレッドの鋸溝に収まらない、なんと1ミリ近くズレていた。ダイアルゲージで鋸刃とマイタースロットとの平行度を調べると、0.1mm程度でそんなに大きくなかった。そうなると後は主軸ベアリング・ハウジングの左側への移動を疑い、今日は朝から本件の修理に丸一日取り組んだ。昨年末のベアリング交換と同じく周辺の鋳鉄製ウイングやフェンスのガイドレールを取り外し、テーブルソーの鋳鉄製定盤を取り外さなければならない。これら周辺器材の総重量は120kg程あり大変疲れた。

さて、鋳鉄定盤を取り外すと昨年末の修理時に書き込んでおいた回転軸セット間隔値が示してあるが、実測すると今回の左寄りと一致した(4.7mmから約4.0mmに移動)。対策はこの左に寄った間隔を約1ミリ程基へ戻すものである。恐る恐るロックボルトを取り外して見ると、当該締付け箇所のボルト座の端面が出ておりず大きな勾配で傾いたままである。これが原因でボルトの締め付け力が正しく回転軸に伝わらず移動したものと断定し、当該箇所をディスクグラインダーで削り出し何とか平均的な締め付けができるようにした。修理完了後、定盤を取り付け鋸刃の位置確認と調整を行い無事本来の位置に戻した数値をマスクテープに書き貼り付けた。

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テーブルソーの周辺定盤を取り外す

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昨年末修理した時の鋸刃軸の取り付け位置


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ボルト座を見ると、座面が大きく傾いており、鋳物の後加工が全くされていない

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ディクスグラインダーでボルト座を補正削り

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削り上げたところ

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補正後にボルトを締め付けた状態

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今回の締め付け位置をマスクテープに記載した

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定盤を外したので、最近交換したリンクベルトの回転状態を見ている。大変良好である。

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リンクベルトで結んでいる二つのプーリーの位置関係も良好である。
posted by かねとく at 23:56| Comment(0) | 木工機械
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