2019年05月22日

Balanced Lug Sailの検討

久しぶりにボート関係の案件で問い合わせがあり、Balanced Lug Sail(西欧の伝統的なセイル)の検討を始めた。
カスタマーの現状のディンギーに艤装されていBermudian Sail(近代の三角セイル)を、私がいつも愛用しているこのBalanced Lug Saiに交換し沖合でセイルを上げ下ろしできるようにとのリクエストを受けた。実際にこのセイルは少し複雑にも見えるが、扱いは単純で色々とメリットがある。まず、先に説明したようにセイルの上げ下ろしはハリヤード(セイルを上げ下げするロープ)一本でいつでも行いる。次にマスタから前に約30センチほどセイルが突き出ているので、ランニング状態(追い風で帆掛船状態)の際はその突き出し部分があるため三角帆のようなセイルの左右の揺れが少ないので安心である。また、ヤード(セイル斜め上端部を支える斜めの竿)がありその分マストを低くすることができる等々である。

IMGP0011 (25).jpg
ディンギーの図面はクライアントのものであるのでマスクしている。

posted by かねとく at 22:41| Comment(1) | ボート
この記事へのコメント
こちらこそ、ご無沙汰しています。
アウトリガーの件、引き合いいただきありがとうございます。
詳細は別途メールやFBメッセージでご返答いたします。
以上、取り急ぎご返答まで、ありがとうございます。

かねとく工房 中川

Posted by at 2019年05月23日 14:03
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