今日は日曜日であったが、週明けに外出もあり工房で昨日の作業の続きを行った。切り出しておいた鏡板用材の厚みを28.5mmまでに仕上げ、これをバンドソーで挽き割り14mm厚二枚にする。今回は木工用の荒い鋸刃が破断しており仕方なく鋼材用14tpi(1インチ長に14個の鋸刃)を使用し試し切りしたところ大変良好であったので、本番のホワイトオーク材の鏡板(28.5mmT x 160mmW x 960mmL)を挽き割ったがこれも同様に綺麗で正確な切り出しが出来た。但し、960mm長の挽き割り所要時間は約10分を要した。これは、経験からすると少し長いが妥当な時間と考える。無理に押し込むと板目の挽き割りの場合は必ず木目(年輪の間)に刃が入り込み湾曲したとんでもない挽き割り結果となるからである。