2021年11月29日

抽斗の組み立て準備

今回の抽斗製作で使用する接合方法はドロワージョイントビットで仕口を作るものであるが、何分初めてで且つ納期の問題も有りかなり焦りながらの作業となった。写真の黄色い大きなビットがこれである。高速で回転させているのでかなり怖いきがする。このビットの使用上のポイントは3ミリ突き出たビットの高さ調整(約10mm高)にある。この調整にはディジタルハイトゲージとルータテーブルの昇降用パンタジャッキが大変便利で、精密な調整が出来た。その結果9.6mmがベストと分かった。

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専用のフェンスを作成し、大変安定したワークの保持と送りを実現できた。

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ビット高さを9.6mmに合わせて切り出し。

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キッチンカウンターボードの底部右側に取り付けう幅広の抽斗を仮組立してみた。

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昨日まで、接着後のクランプ掛けのことで色々と悩んだが、この仕口をよく見ると台形同士の接合であるのでコーナークランプの必要はなく単純に両側板を押し込めばいいことに気づいた。
posted by かねとく at 22:16| Comment(0) | 作品
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