2022年01月13日

手押しカンナ盤のモータベース製作

今日も手押しカンナ盤のモータ関連を製作中である。今回はモータと同じ日立製のモータベースを購入しこれで上手くモータが取り付くと考えていたが使用できないことが分かり、モータベースを自作することにした。先ず、モータベースを載せ架台を24mm厚ラーチ合板と6mm厚鋼板の積層で強化した。この積層板を左右ボルト3点締め(都合6点締め)を行うためにはボルトを積層板上部から差込み、その下のLアングル底面でナット留めにする必要がある。しかし、積層板を載せるとLアングルの下に手を入れ込むことが出来ないので普通この方法は不可能である。がしかし、木工屋の工作なので、適当な木片を準備しそれにナットとワッシャを仕込婿とは容易である。これで準備は万端となり積層板を架台の上に上手く固定することが出来た。

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手押しカンナ盤のモータ架台のLアングル下に差し込むナットブロック


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日本製のプーリーはNBKせいで大変精度の高いモータ軸穴開けがしてあり、今回日立製のモータ回転軸の嵌合精度はj5で、これを差し込むプーリの嵌合精度はベストマッチするように加工をしてくれる。今回はその精度はg7にして加工をお願いした。当初、モータ側の回転軸かそれともプーリの穴あけ精度が悪いのではないかと疑ったが、軸を合わせるとスムースにガタな無しに差し込むことが出来た。日本製の精度の高さに驚いた。

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posted by かねとく at 22:24| Comment(0) | 木工機械
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