2022年04月22日

薄板削り

今年初めての建築現場の仕事をうけた。堅木の薄板削りだしであが、在庫の木材はホワイトオークとホワイトアッシュ材の2種類で、厚みはそれぞれ27mmと52mmで所望厚12mmたいして相当な差があり先ずはバンドソーである程度の暑さまでに挽き割りそこからプレーナー加工で最終厚さ近くに仕上げ、最後は手鉋で超仕上をする。たった1枚の木造りであるが、このような削りだしには手間がかかり結局1日仕事となった。堅木の鉋削りはやはり固くて削り辛く鉋刃仕込み角の検討から見直し専用の鉋を持つことが課題であると痛感した。

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大方の板厚分決めでプレーナー加工を多用するのでこの様に鉋屑が一気に満タンになる。

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先日製作した漏斗のお蔭で集塵袋へ効率よく切り粉を移動出来た。

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バンドソーでの挽き割り。精度良く切るには送りをゆっくりすることがポイント

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仕上げ鉋掛であるが、堅木は本当に骨が折れる
posted by かねとく at 23:54| Comment(0) | 作品
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