このブロックは、蒸し曲げ治具円盤の切り落とした部分を利用している。円盤との接触部分は円弧、カム機構はその中に支点と回転用円弧状長孔を設けている。従って、治具の違い(円盤の直径の違い)に対しては、このカム・ブロックの位置調整を締め付けノブで行う。M6ボルトであるが自作木製ノブの締め付けトルクだけで実に良く締め付けている。



円弧状の長孔を63mm(3層積層)に貫通させるのは結構手間がかかり苦労する。こんな長いルータービットもないのでツイストドリルと丸ヤスリだけが頼りとなる。

ようやく出来上がったが、今度は回転ハンドルがカム・ブロックのノブと干渉するのでハンドルに下駄を履かせることにした。
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