2025年04月22日

小鉋の手入れ

先日来のエポキシ接着後のスパー削りで小鉋等の下端と刃の荒れが酷く、台直しと刃研ぎを行った。また、その工程の途中より使用した南京鉋の削り辛さを、以前から何とか改善したいと考えていたので今回取り組んだ。この削り辛さは同南京鉋の刃口以降の曲面が鉋刃の仕込み角度と上手く合っていないとの推測で、刃口に取り付けている真鍮板の厚みを増し後端部を1mmせり上げたが、平面で上手く想定しているカーブをトレイスしていないと判断し更に厚みのある刃口板を貼り付け、今日再挑戦してみるよていである。

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これは、初めて所有した刃幅の狭い南京鉋であるが、痛みやすい刃口を真鍮板を貼ることにより実に薄く軽い曲面削りが出来ている。

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この、中央の南京鉋が問題の削り辛い刃幅の広いものである。手前の真鍮板は2mm厚で以前に取り付けたもので、奥に見える真鍮板は3mm厚で後端部を持ち上げたが効果なしで、中央は5mm厚板に入り変え鉛筆墨線のイメージで更に曲面を変えて検討する。

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posted by かねとく at 08:27| Comment(0) | 日記
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