2025年06月09日

インターフォン交換でびっくり

あるお宅の「インターフォンが動かなくなった」と診断をたのまれ、玄関子機を見たところ確かに呼びボタンを押しても動作しないので、取り外し裏側を確認した。するとダニ(?)や小さな虫が湧いていて、いかにもこの子機が故障と拙速に診断してしまった。新築取付から11年も経過しているので最新版のものを購入し取り替えることになり、今度はマルチテスター、絶縁メータも持参し取替工事をおこなったが、子機ー親機間信号線の導通がないのである。信号線は塀からコンクリート床面を通り屋内に繋がっているので、この間は断線等の確認が出来ないと一瞬と惑ったがよく見ると、玄関脇にジョイントボックスがあり、ここではないかと調べたらズバリここに問題の信号線が赤い絶縁テープが巻かれてたので取り外し確認したら、なんと電線が全く絡み合っていない(片方の電線の輪にもう片方が差し込まれているだけ)であった。よくこれで11年間持ったものだと呆れた。この宅の新築工事は大手有名ハウスメーカのもので、こんな酷い電気工事がされていたとは考えられなかったのが、今回の不具合診断ミスでもある。

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これは、取替後の最新型玄関子機

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以上の不良接続箇所を切り取り、確りと2本の電線を撚り合わせハンダ付けで処理した。


posted by かねとく at 23:59| Comment(0) | 日記
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