2019年05月11日

テーブルソーのゼロ・クリアランス インサートを作る

昨日の鋸刃軸位置修理でテーブルソーは快調に動いているが、現状のゼロクリアランスインサートは、同鋸刃軸の左ズレでゼロクリアランスと言えないくらいの隙間ができてしまった。今後も薄板を引き割ることがあるので、今回新規にゼロ・クリアランス インサートを作ることにした。材料は前回と同様に21ミリ厚のエラボ材(両面はハードボードに白色シール貼り付けで、内部は赤松のOSB)を使用している。すでにテンプレートを作成しているので墨付けは簡単であるが、トリマーの深さを3mmステップで彫り込んで行くのが少し時間がかかる。

一番面倒なのは、同インサートを如何にして定位置にセットしするかである。今回はテーブルソーの付属品の金属製インサートの高さ合せセットネジを引っ込めて、同インサート表面をテーブソー定盤から少し引き下げ、その窪地に新規インサート材を置き位置合せを行う。しかし、どうしても少しのガタがあり今日の結果では0.5mm程度のオフセットが発生してしまい、刃厚3.3mmの方は少しインサートと接触する場合があった。最近多用している薄刃の2.38mmは丁度より隙間が左右にできている。次回は、この対策として鉄製インサートの上に置くやり方はやめ、8インチ径3.8mm厚の溝切りカッターで導きのスリットを切り出し、次に本番の10インチ鋸刃と交換してインサートを切り通すようにする。今回は、鋸刃厚3.38mmに対し溝切りカッター3.8mmの導きスリットは少し大きくなりすぎと懸念したからである。しかし鋸刃軸のズレが出るようでは何にもならないと後で気付いた。

昨日からの修理とゼロクリアランス・インサートの新規製作で、テーブルソーは大変快調になった。

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今回製作したゼロクリアランス・インサート裏面、結構細かい座繰りが必要である

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インサートの表面、左上の窓は鋸の割刃の着脱用のラッチ操作穴

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金属製インサートとワークのインサートを両面テープで借り固定

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こんな感じで位置合せをした

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次に下から回転している丸鋸刃を押し当てインサートにスリットを切り込むため、縦一文字に板を当てその両端をクランプで固定する

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当て板共々鋸刃を挽き通す。


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本当に鋸刃はインサートとゼロクリアランスで回転している。

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抑え板を取り除き、鋸刃スリットがインサートにできた。
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2019年05月10日

テーブルソー鋸刃位置が左にズレた

昨日の夜、最後のマイターカット作業の後、鋸刃を垂直に戻し横切りスレッドを載せると、鋸刃が同スレッドの鋸溝に収まらない、なんと1ミリ近くズレていた。ダイアルゲージで鋸刃とマイタースロットとの平行度を調べると、0.1mm程度でそんなに大きくなかった。そうなると後は主軸ベアリング・ハウジングの左側への移動を疑い、今日は朝から本件の修理に丸一日取り組んだ。昨年末のベアリング交換と同じく周辺の鋳鉄製ウイングやフェンスのガイドレールを取り外し、テーブルソーの鋳鉄製定盤を取り外さなければならない。これら周辺器材の総重量は120kg程あり大変疲れた。

さて、鋳鉄定盤を取り外すと昨年末の修理時に書き込んでおいた回転軸セット間隔値が示してあるが、実測すると今回の左寄りと一致した(4.7mmから約4.0mmに移動)。対策はこの左に寄った間隔を約1ミリ程基へ戻すものである。恐る恐るロックボルトを取り外して見ると、当該締付け箇所のボルト座の端面が出ておりず大きな勾配で傾いたままである。これが原因でボルトの締め付け力が正しく回転軸に伝わらず移動したものと断定し、当該箇所をディスクグラインダーで削り出し何とか平均的な締め付けができるようにした。修理完了後、定盤を取り付け鋸刃の位置確認と調整を行い無事本来の位置に戻した数値をマスクテープに書き貼り付けた。

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テーブルソーの周辺定盤を取り外す

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昨年末修理した時の鋸刃軸の取り付け位置


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ボルト座を見ると、座面が大きく傾いており、鋳物の後加工が全くされていない

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ディクスグラインダーでボルト座を補正削り

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削り上げたところ

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補正後にボルトを締め付けた状態

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今回の締め付け位置をマスクテープに記載した

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定盤を外したので、最近交換したリンクベルトの回転状態を見ている。大変良好である。

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リンクベルトで結んでいる二つのプーリーの位置関係も良好である。
posted by かねとく at 23:56| Comment(0) | 木工機械

2019年04月24日

留継枠のサンディング治具

昨日留継した枠を安定してサンディング出来るように、一枚のポリランバー材から3サイズの枠を保持出来るよう考案した。大したことではないが、これが無いと薄い留継枠を前後に揺することになり安定したサンディングができない。なかなか簡単で効率がいいものが出来た。

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これが3サイズを保持する治具

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Sサイズ

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Mサイズ

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Lサイズ


posted by かねとく at 22:18| Comment(0) | 木工機械