2019年11月27日

微調整機構の計測及び動作検証

昨日製作したボックスジョイント治具の微調整機構(マイクロアジャストメント)を評価するためダイヤルゲージを使用し計測を行った。結果、1目盛り当たりの移動量はほぼ理論通り0.156mmとなり所期の機能を確認できた。バックラッシュは約2目盛り即ち90度ほどあるが、その都度バックラッシュを越してから回せば問題なく微調整ができる。実際の試し切りでは、最初わざと大きく位置を外しておき、その誤差をノギスで計測しその分を微調整ダイヤルの回転で補正ができた。
これも全て端材を利用しているので経費ゼロで大変効果があるものが出来た。

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左端にダイヤルゲージを設定し移動量を測定する。

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最初のダイヤル位置

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この時点のゲージを0にセット

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微調整ダイヤルを1目盛り回したところ

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ダイヤルゲージの移動は約0.15である

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試し切りでボックスジョイントのホゾをホゾ穴より僅か(約0,02mm程)狭くしたサンプル。ハメ合いはジャストフィットである。
posted by かねとく at 22:54| Comment(0) | 木工機械

2019年11月13日

組立式家具用金物

ある大型収納家具の製作検討依頼を受け、要求仕様にマッチした組立機構を探していいたが、国内のものは部品代は廉価であるが、それに伴う穴あけ作業が相当ありまた同時に穴あけ精度が厳しく歩留まりが悪い。それに対して今回見つけたのは、Lamelo社のP-systemと言う接合金物(実際はカーボン樹脂+亜鉛ダイキャストのラッチ)で、この部品をワークに精度よく穴開けする専用のRamloのカッターがある。早速、問い合わせサンプルを頂き確認して見たところ、まさに今回探していた機能を持つものであった。この機械は少し高価であるが穴あけは一回で完了し、当該穴の左右精度は十分なトレランス(交差)を持っており、効率の高い作業ができる。今回の案件がまとまらなくても是非欲しい機械である。

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三種類のジョイントが準備されている

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ビスケットジョイントの様な楕円形の金具の半分を円周上にできた溝にはめ込み固定する。これが、この部品の特徴で素晴らしところである。
posted by かねとく at 22:45| Comment(0) | 木工機械

2019年09月21日

ドレメルの高速グラインダー

先日のバンドソーブレードの銀ロウ付けでブレード接合部に僅かであるが膨らみが出来ており、これがブレードガイドのベアリングを通過すると僅かな振動を発生させていた。そこで、Youtubeの参考動画にも必ず接合部に出来た膨らみをグランダーで削っているのを思い出し、それにふさわしい研削工具をエアー工具、電動工具の範囲で探したがコストパフォーマンスがあまり良さそうなのが見つからず、結局電動工具でDremel 3000という速度調整付き高速グラインダーにした。使用感覚おもちゃのような感じもするが、一応接合部の膨らみを綺麗に削れた。今後は各種刃物の研ぎにも活用したいと考えている。

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鉄工用6mm幅14tpiブレード

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木工用1/4"幅ブレード
posted by かねとく at 21:33| Comment(0) | 木工機械