2023年02月05日

スプルース平割板3枚削り

昨日の土曜日にまた急ぎの板材加工の仕事が入り請け負った。35mm厚190, 280, 330mmのスプルース材を30mmに分決めし、この後30x60の棒材に仕上げる内容である。納期月曜日とい言うことで、本日は当工房の休日であるが、午前中に分決めと木端面の直線を出した。これで何とか明日月曜日の予定が見えてきた。大物の板は当工房の機械の切削幅ぎりぎりで、途中で機械が止まるかと気をもんだ。


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板の分決め後に、木端面を手押しカンナ盤にインフィード、アウトフィールドテーブルで延長し全長4100mmを削っている。

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無事3枚の分決めを終えた

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当工房での長尺ものは4100mmが最大で、入り口のガラス戸を開放し表に突き出せば、自動鉋盤だけはそれ以上の長さに対応出来るが4200mmが限度であろう。

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330mm幅の板

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280mm幅の板
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2023年02月03日

工房内戸建具の横框を作る

昨日の終業間際に角ノミの先端が折れ、縦框のホゾ穴彫りは中断したので、今日は横框を製作することにした。
先ず、小根ホゾの部分を切り出せるように1本のみに墨付けし、後はジグで繰り返し切り出した。今日は、小根と2枚ホゾまで出来たので、明日は2枚ホゾの真ん中を分断し4枚ホゾにする。

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2枚ホゾを切り出したが、真ん中に1mmくらいの切残しがある。用材のメルクシパインは結構固く粘りがあるので、3馬力のテーブルソーでも悲鳴を上げているような音がして心配であるが、ノコ刃は正確にブレずに切抜いている。

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2023年02月02日

工房入り口内戸の建具墨付けホゾ穴彫り

今朝一番で建具の縦框にホゾ穴の墨付けを行い、XY角ノミ盤でホゾ穴を彫った。今回もホゾは二段二重ホゾとするので、ホゾ穴は一本の縦框に12箇所必要で、3枚引き戸となるので合計72箇所となる。今回しようした6mm角ノミは中国製の廉価版で後2本の框を残し先端が折れ作業中止となった。今夜、品質の良いと思われる日本製の角ノミを発注する予定である。

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昨年購入したXY角ノミ盤が活躍している。XYテーブルのお蔭で大量の穴あけも繰り返し効率よく彫れる。


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XYテーブルも良いが、ワークを固定するバイスも強力でこんな長物も確実に固定できる。

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先端部が破損した6mm角ノミ
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