工房の内戸造作で鴨居を取り付ける下地(梁材)に、I-beam joistを製作した。以前の工房ではこの製作情報を持っていなかったので1x6材で箱を作製し梁材にした。今回はネットで色々と調べたら、このI-beam joistと言う梁材の情報があり大変興味を引かれ製作することにした。構造は上下に角材(今回は120mmW x 45mmT x 3000mmL)を配置しその中央部に12mm厚のOSB板や合板を差し込む溝(12mmW, 15mmD)を彫り、そこにこれらを接合するための合板を接着剤とビスで肯定してI-beam joistを作る。この溝はテーブルソーに溝切カッターを取り付け切り出したが、丸鋸刃口付近にフェザーボードを取り付けると大変安定した作業ができた。 出来上がったこの梁は、能書き通り丈夫で軽く驚くほどである。