2023年01月30日

工房内戸のフレーム(鴨居、敷居、方立て)のウレタン処理

先週は、副業の建築現場関連の仕事が2件もあり工房内戸の造作は中断していたが、今朝から再スタートした。
先ず内戸のフレームのウレタン処理を行い、明日の朝一番で敷居から取付を始める。これは、エアコンを入れる前に実施しないと暖房効果が上がらないので、短時間での作業が必須腕ある。

IMGP0018 (109).jpg

IMGP0021 (104).jpg
メルクシパイン材はウレタン処理で淡い琥珀色になった

IMGP0019 (106).jpg
これは、引き戸の建具部材である。
posted by かねとく at 21:41| Comment(0) | 工房

2023年01月24日

敷居の取付と方立の仮取付

今朝は、雨がぱらついたり風が強かったりで厳しい天候であったが、現状のガラス戸を開放し、工房入口の敷居を取り付けるためにビスケットと、上がり框に接続するコーチボルトの穴開けを実施した。ビスケットジョイントは上がり框とのレベル合わせで、ボルトで敷居を上がり框に引き寄せる計画はほぼ完全に成功した。ボルトは約300mm間隔にビスケットジョイントのすぐ下に取付いているが、既存のビス類との干渉もなく強力に締めつけが出来ている。
この後は、左右の方立ての長さをひかり仮取付し、内戸の下地材は全て揃った。明日、ウレタン処理を行い、耐水、耐湿性を強化してから本番取付とする。

IMGP0002 (126).jpg
上がり框にビスケットジョイントを取付、敷居をはめ込む直前。

IMGP0003 (102).jpg
ビスケットジョイントを差し込んだところ

IMGP0004 (106).jpg


IMGP0005 (114).jpg
コーチボルトで敷居を強く押し込んだところ。

IMGP0008 (103).jpg


IMGP0009 (103).jpg


IMGP0010 (96).jpg
posted by かねとく at 22:26| Comment(0) | 工房

2023年01月23日

鴨居の溝彫りと敷居の加工

先週末、鴨居の溝墨付けまで終えていたが、溝深さの検討を昨日再度行い、標準の15mmに墨線を戻し溝彫りを完了した。以前は溝彫りにルータを使用したが、今回は溝切カッターを使用し効率良く綺麗に彫る事ができた。出来た鴨居をI-beam joistに仮留めしてみたが、設計通りに上手く取り付けることが出来た。次に、敷居を現在の上がり框と接合するため、湾曲した上がり框を基に直線の出た敷居材にスクライビング手法で湾曲をトレースし、電気カンナと寸六鉋でその局面を削り出した。平鉋での凸面削りは出来るが、平鉋台が曲面削りを邪魔をしないよう削らないと上手くいかない。

IMGP0038 (86).jpg


IMGP0040 (76).jpg


IMGP0041 (82).jpg


IMGP0042 (82).jpg


IMGP0043 (78).jpg


IMGP0044 (78).jpg
スクライビングで隙間の曲線をコンパスでトレース

IMGP0048 (75).jpg
鴨居の仮留め

IMGP0046 (69).jpg
直線が出た敷居材をスクライビングで現状の上がり框の曲面でトレースし、電気カンナと手鉋で曲面を仕上げ敷居を置いてみたところ、まずまずの出来上がりで、コーチボルトで取付締め込む。
posted by かねとく at 23:05| Comment(0) | 工房